【香水製作後編】
後はもう、それぞれの香水の素を布で濾せば出来上がり!
お互いの『ニチャリッチ』と『ハゲニティー』を協力して布で濾すことにしました。



まずは『ニチャリッチ』から!

そして生まれた香水はアトマイザーの中へ!

なんかパッと見、ピンクグレープフルーツサワーって感じの液体が出てきた!
結構いいじゃん!
次は『ハゲニティー』だ!

しかし!『ハゲニティー』は濾せども濾せども泡ばかり!

なんか悪魔の乳搾りみたいになってしまっているが、
これは決して悪魔の乳を搾っているわけではない!
残念ながらこれが『ハゲリッチ』の現実なのだ。
出来ることならば、さっきまで緑と紫だったのに出てきた液体が灰色だった点も気にしないで欲しい。
作っている僕等にも何故灰色になったのか、理由が解らないのだ。

とにかく数々の困難を乗り越え、ついに二人のオンリーワン香水が完成!

青いアトマイザーがチェック中村作『ニチャリッチ』、
赤いアトマイザーがピンク太郎作『ハゲニティー』である。

二人ともあれだけ材料入れたのに少ねっ!
ピンク太郎なんか6個も入れたのに俺より少ねっ!
しかも半分は泡っ!
なにはともあれ…香水が出来たぞ〜!

モテるためにフェロモンを出す、フェロモンを出すために香水を作る。
よく考えたモンだ。
世の中にモテたいからって香水まで作る奴がどの位いるのよ?
ごく少数だと思うよ?
やっぱ俺たちぐらいモテたい気持ちの強いヤツって、そう何人もいないでしょ?

モテを追求した男が辿り着く場所、それが香水。

そう! 頑張った俺たちはいいニオイになってモテまくるんだ!
夢はすぐそこ!
ってことで早速使用してみることに!
どんなものかね!

シュッシュッ!

いざオンリーワンのニオイを肺いっぱいに吸い込んでみる!
僕の『ニチャリッチ』をクンクンクン。
そうそう、このレモンと泡盛と肉まんとバターと薔薇の匂いが…
ゴーゴー!レッツゴー!チェーエッ…

「クっさーーー!!」

やっぱりこれは、いいニオイ同士がケンカして…

とかそんな説明は不要!
結果は火を見るより明らか!
今だから言いますけど混ぜてるそばからすげえクサかったんですよ!
大失敗! いや、超失敗!

しかし、ピンク太郎の『ハゲリッチ』には望みがありますよ!

色は最悪でも入浴剤のいいニオイはちょっとやそっとじゃ消えないし、
おでん、線香、シャンプー、焼きたてクロワッサン、白ワイン。
全部いいニオイのモノばかりじゃないか!
何より材料が6個も入ってる!
ってことは通常のいいニオイより、6倍もいいニオイになるという計算!

ゴーゴー!レッツゴー!ピーン…

「チェック船長! ボクのもダメであります!」

もう全然ダメ! 色も含めてまるで下水! あえて嗅ぐ必要も無し!
しかも、線香がまだ細かく残ってるし!
なんだよこれ。やる気あんのか?
6倍いいニオイどころか6倍クサイよ! バカ! 死ね!


【プロローグ】を見る
【香水製作編】を見る
【結果編】を見る

<<過去ログへ          Indexへ>>